おはようございます。
昨日は精神科の診察日でした。
主治医は１０分遅刻。
「遅くなって済みません」としきりに謝っていました。
病棟で何かあった様です。
でもね、１時間半も待っている患者の身にもなって欲しいです。
「どうですか？」
「先月と比べて大部良くなりました。リフレックスを１錠半に増やして
頂いたのが良かったみたいです。１ヶ月飲んだので元に戻して
も大丈夫だと思います」
「じゃあ、リフレックスは１錠に戻しますね」
「先生、ちょっと過食気味で体重が増えました」
「薬のせいだと思います。減らせば元に戻ると思うので様子を
みてください」
「口内炎が酷くて、歯科医院に通っているのですが先日レーザー
で治療をしてもらったのですが治りません。
飲み薬は無いんですか？」
「塗り薬ならあるけど、飲み薬は聞いた事ないな。お役に立たなくて
申し訳ない」
「いえ、また歯科医院で診てもらって来ます」
「じゃあ、お薬は元に戻しておきます。また一月後の９時に予約を
入れておきますね」
「はい、お願いします」
散々待たされて診察時間は３分ほど。
まあ、状態が悪い訳じゃないのでいいんですけどね。
ここ３日ばかり大部凌ぎやすくなって来ましたね。
昨日の朝は涼しかったです。
朝晩はもう秋の気配です。
でも日中はまだまだ暑い。
この気温差に体がついて行きません。
そうそう、一昨日、入院友達のＫちゃんから電話がかかって来ました。
右手は痺れて使えないそうですが左手も痛みが出てきたそうです。
足も痺れて一度座ってしまうと立つことがなかなか出来ないそうです。
特に右足の痛みと痺れが酷い様です。
痛みが酷くて夜眠れないと言っていました。
今日（木曜日）筋電図の検査だそうです。
右手が使えなくなって、左手も痛みがでて、足も痺れが出てきて
医師には「良くなる可能性はありません」と言われたそうです。
現実をなかなか受け入れられずに眠剤を使って寝逃げしたらしい
ですが（意識の無い時が一番楽だと言っていました）眠剤を
使い果たしてしまって診察日に先生に拝み倒して出して貰った
そうです。
どこまで神経が生きているか調べるのだそうですが痛みも伴うそう
で「痛いの嫌だけど頑張るから」と言っていました。
今は左手、何とか使える様ですが、使えなくなるのも時間の問題
の様です。
「この現実を受け入れる事が出来ない」と。
何も言えませんでした。
「毎日動けなくなる恐怖と闘っているんだよ」
歩けなくなる可能性もあるそうです。
「みゆきちゃん、なんにもできなくなって来たよ」と淋しそうに話して
いました。
「息子のお荷物になるのが嫌なんだ」
今まで何でも自分でやってきて彼女にしたら今の状態は耐えられない
のでしょうね。
毎日、息子さんがそうめんを茹でてくれるそうで「炭水化物ばっかり
摂っているから太った！でも、茹でて貰えるだけでも有り難いよ」
と言っていました。
「原因が不明なんだから難病指定にして欲しい。医療費が高くて
参ってるよ」
血液検査はある項目までは保険適応ですがそれ以上になると保険が
効かないので実費です。
それでも検査をしない訳にはいかないのです。
トイレも立ち上がる事がなかなか出来ないので紙パンツを履いて
いるそうです。
間に合わなくて一日５，６枚紙パンツ使っていると言っていました。
これらの費用もばかになりません。
洋服もボタンがある物は自分でとめる事が出来ないので着られない
と言っていました。
ズボンもウエストがゴムじゃないと自分で下ろす事が出来ないので
ゴムのものを履いているんだそうです。
靴もヒールは全く履けなくなってしまって底がぺたんこのシューズだ
そうです。
私は彼女の話を聞くことしか出来ません。
何のアドヴァイスも出来ません。
でも「話を聞いて貰えるだけでいいんだ」と言って貰えたので少し
気が楽になりました。
主婦が病気になると家庭は機能しなくなりますね。
彼女の話を聞いて嫌というほどそれが分かりました。
彼女の治療方がみつかる事を祈るばかりです。
長くなって済みません。
今日もいい一日になりますように。