おはようございます。
昨日の午後4時過ぎに入院友達のKちゃんから久しぶりに電話が
かかってきました。
彼女は右手が麻痺してしまってほとんど使えません。
足もおぼつかない様子です。
それだけでもショックなのに今度は左手の薬指と小指に痺れが
出てきたんだそうです。
かなり凹んでいました。
腎臓も悪く「透析も覚悟してください」と言われたそうです。
右手が不自由なうえに今度は左手まで痺れがあるそうです。
子供に迷惑をかけてしまうのが心苦しいと言っていました。
ご両親に話をした所、「施設に入所する事も考えなさい」と言われた
そうです。
あんまりですよね。ご両親は料亭をやっていますので彼女の
世話ができないそうです。
だからって施設はあんまりです。
一緒に住んでいる次男君にも「お袋、施設に入ってくれ」と言われた
そうです。
原因が不明なので対処のしようがないそうです。
腎臓は薬で何とか持ちこたえている状態らしいです。
彼女はB型、C型肝炎もあるのです。
「みゆきちゃん、臓器という臓器が駄目になって来たよ」と言って
いました。
神経内科にかかっているそうですがどうにもならないみたいです。
過食嘔吐も酷くて食べては吐いての繰り返し。
手が不自由でお握りも握れないのでコンビニで買って来るんだ
そうです。
「お金がいくらあっても足りないよ」と言っていました。
朝と夕食は息子さんが素麺を茹でてくれるので
「毎日素麺食べてるよ」と笑っていましたけど、どこか淋しげでした。
息子さんにまで「施設に入ってくれ」と言われた彼女の気持ちを
思うとやりきれません。
家族なのに。
でも彼女は息子さんに迷惑をかけてしまうことをとても気にして
いました。
「負けないから」と言っていた彼女。
「病気に負けちゃ駄目だよ」とは言ったものの私には何ができるので
しょう。
ただ話を聞くことだけです。
「みゆきちゃんと話していると何だか落ち着くんだよね」と言って
くれました。
話ならいくらでも聞くから。
朝、起きるときにはトイレが間に合わないので紙パンツを履いて
いるんだそうです。
「情けないよ」と一言。
「どうしてこうなったのか原因が分からないのがどうしようもなく
辛い」
そうだよね。対処法が無いんだもの。
「でも、こんな事で死なないから」
「そうだよ、生きて」
私に言えることはたったこれだけでした。
今日もいい一日でありますように。