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Channel: しゃぼんだま♡ ~風に吹かれて~
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入院

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おはようございます。
 
自治医大で待ち合わせした日はいつだったか、思い出せません。
 
確か火曜日だった様な気がします。
 
母達よりも早く病院に着いた私は初診受付の順番票を取って
 
叔母の車がくるのを玄関の中で待っていました。
 
確か2月だったと思います。
 
叔母の車がやって来ました。玄関前に停まっているので走って
 
行きました。
 
車椅子を持ってきて父を座らせました。酸素ボンベも。邪魔です。
 
受付は8時半から。
 
まだ時間があります。
 
初診の人は申込書に氏名や住所、電話番号など記入しなければ
 
なりません。叔母に書いて貰い、母からは日赤からの紹介状と
 
CDR、保険証を受け取りました。
 
順番が来ました。受付に紹介状とCDRを渡し内科がある二階へ
 
エレベーターに乗って(私は人数制限で乗れなかったので階段です)
 
二階の内科受付へ行きカルテを渡し、名前が呼ばれるのを待ちます。
 
20分ほど待って名前が呼ばれました。
 
16番と書いてある診察室の前で待つ様に言われました。
 
父の車椅子を押して診察室の前の椅子に腰を下ろしました。
 
診察は9時からなのでまだ時間があります。
 
約1時間ほど待ったでしょうか。父の番号が診察室の横の掲示板に
 
出ました。
 
父と母、叔母と私の4人が診察室の中に入りました。
 
医師が「初めまして。○○です。△△さんですね?」
 
母が「よろしくお願いします」と挨拶しました。
 
「今、日赤から渡された紹介状とCDRを受け取り診させてもらいました。
 
大部肝臓の値が高いようですね。こちらでも検査したいので初めに
 
採血をしてきていただけますか?たんぶん結果が出るまで1時間
 
ほどかかりますので、先ほど待っていた所でお待ち下さい。採血室
 
はおわかりになりますか?」
 
「はい、分かりますので大丈夫です」と私。
 
取りあえず診察室を出ました。
 
採血室は1階ですのでエレベーターで降ります。
 
そこからぞろぞろと歩いて採血室へ。
 
私は診察券を受け取って先に行って手続きを済ませました。
 
ここでも待たされました。
 
「待つのが仕事だね」といいながら順番がくるのをひたすら待ちます。
 
父の番号が呼ばれました。
 
叔母が車椅子を押して番号の机の所へ行きました。
 
父の細い腕に針が刺さりました。
 
試験管に何本かとってお終い。
 
「今混んでいますので1時間ほどかかります」といわれました。
 
廊下を歩いてエレベーターに乗って肝臓内科の待合室へ戻り
 
ました。
 
1時間ほど待ちました。父の番号が出ました。
 
診察室へ。
 
「お待たせして済みません。結果は数値が982ですね。高いですね。
 
黄疸も出て居ますので入院していただけますか?入院の用意は
 
されていませんよね?」
 
母が「入院と言われてもいいように用意して来ました」と医師に告げる
 
と「用意がいいですね。今4人部屋のベッドが一杯なのでどうにか
 
調整してみますが、どうしてもだめだったら個室になりますがいい
 
ですか?4人部屋が空き次第そちらへ移ってもらいますから」
 
母が「出来れば4人部屋でお願いします」と言いました。
 
診察室から出て処置室の前で待つ様に言われたので待っていました。
 
母が「やっぱり入院になっちゃったね。用意してきてよかったわ」
 
私が「でしょ。入院になると思ってたんだ。あの数値じゃね」
 
母「4人部屋だとありがたいんだけど・・・・・」
 
こればかりはどうしようもありません。
 
処置室の中では看護師さんが「レントゲンを撮って来てください」
 
と言うので叔母と母がレントゲン室まで看護助手さんと一緒に行き、
 
私と叔父は駐車場まで戻って入院の用意が入っているバッグを
 
取りだしてまた処置室まで戻りました。
 
父達はなかなか戻って来ません。今日は待ってばかりです。
 
やっと戻って来て合流。
 
看護師さんに「お部屋が空いたのでご案内します」といわれ、ぞろぞろ
 
ついていきました。
 
5階の肝臓内科の病棟でした。
 
何とかして4人部屋をあけてくれたのです。
 
母が「よかったわ」
 
個室だと一日一万かかりますから。
 
父をベッドへ移し、パジャマに着替えさせました。
 
父はされるがまま状態。
 
私は「大丈夫なのかな」と心配でした。何がって?
 
急な環境の変化についていけなくて呆けてしまんじゃないかと。
 
昼食がそろそろくる時間みたいです。
 
放送がながれました。
 
父の箸、湯飲みを出しておきます。
 
私達は帰る事にしました。
 
母が「みゆ、この病院の中には食事出来る所は無いの?」と
 
聞きます。
 
私「あるよ、Jプラザってコンビニのあった所の二階だよ」
 
母「お昼食べていきましょう」
 
叔母も叔父もお腹すいたでしょう。
 
私は帰る事にしました。
 
正直言って疲れました。
 
早く家に帰って休みたかったのです。
 
「私は悪いけど帰るね」
 
エレベーターの前で別れました。
 
時計は午後の1時を過ぎていました。
 
 
 
 
長くなりました。
 
 
 
今日もいい一日になりますように。
 
 

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